公開日:2025年10月27日
最終更新:2025年10月29日
骨粗しょう症とは加齢や生活習慣などにより骨密度が減少して、骨がスカスカになり、骨の強度が低下して折れやすくなる病気です。
尻もちをつくなどといったちょっとした刺激で、重篤な骨折につながることもあります。
男女ともにかかる可能性がありますが、特に女性に多く見られる病気です。
50代では10人に1人程度ですが、70代では3人に1人、
80代になると2人に1人が骨粗しょう症だとされています。
今回は骨粗しょう症の予防対策として生活習慣やスペースワンダーでのおすすめの運動を紹介いたします。
大切なのは1日3食をバランスよく、しっかり食べること。
そのうえで、健康で丈夫な骨をつくるために必要な栄養素(カルシウム、ビタミンD・Kなど)を意識して摂りましょう。
ビタミンDは食事からも補えますが、80%は日光に当たることで合成されます。
過度な紫外線対策はビタミンDの合成を妨げるため、適度な日光浴を心がけましょう。
血流が悪くなる喫煙や、カルシウムの吸収を抑えるアルコールは、骨が弱くなる一因となります。
骨は何歳からでも運動によって強くなります。骨に刺激を与える運動や、バランス能力を鍛える訓練が効果的です。
足踏みをすることで骨に適度な刺激が加わり、骨を強くします。はじめは小さく行って、関節や筋肉に痛みがなければ、脚を高く上げることで更に効果的です。
直立した状態で脚を横に広げる「かかしのポーズ」も片脚に体重がかかり軸足の骨を強くするだけでなく、
脚を上げているほうのお尻の筋肉(中殿筋)を鍛えることで転倒防止にもなり一石二鳥となります。
スペースワンダーを付けて無理なく安全に
骨トレをし、健やかな骨を保ちましょう!